肩こりって何
肩こりって何シリーズ。
まずは、「コリ」というものについて説明しましょう。
コリとは
実のところ「コリ」というものは医学的にはっきりと解明されていません。筋肉痛もなぜ子供には起こらないのかもはっきり分かってなかったりして、筋肉についての研究は全く進んでいないんです。
なぜなら「肩こりで人は死なないから」笑
冗談みたいですけどこれは本当の話で、ガンとかHIVとか感染症とか再生医学とか人の命に直結する医学というのはいろんな研究が進んでいて日々進歩しているんですが、筋肉はほったらかし。
とは言っても、最近はスポーツや健康寿命への関心がすっごく高くなってきたので研究も進んでいくことでしょう。…進むことを願っています。
とはいえ、ざっくりとは何なのかわかってます。
医学的には筋肉のコリコリしてるやつとか、ガチガチになってるやつを
硬結(こうけつ)
と言っています。
筋肉は筋繊維(きんせんい)という細胞の束でできていますが、何らかの原因によってそれらの細胞に栄養がいかなくなったり、血液の流れが悪くいなったり、筋肉を動かす神経の働きが鈍くなったりすると、筋肉に硬結ができます。
筋肉も細胞なので、栄養がいかないとボロボロになっていきます。
基本的に硬結は押すと痛いです。
マッサージなどはこの硬結を押して、無理やり血液の流れを改善して、ほぐしていきます。
が、
正直なところ硬結(筋肉のコリ)をほぐすだけでは、肩こりは治りません。押した後は良くなるけどまた硬結ができます。
そもそもの身体のバランスを治さない事には硬結は無くなることはありません。
- 筋肉に硬結ができる仕組み(上級者向け)
- 血液の流れが悪くなる原因
- 神経が絞扼される原因
次はこんな話もしていきます。